スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
レビュー

最近観た映画の感想をザザッと総括。

最近観た映画の感想をザザッと総括。
本当はひとつひとつじっくり書きたいんですが、それだといつまで経っても書き上がらなさそうなので・・・・
ラインナップは「タンタン」「インモータルズ」「マネーボール」「MI4」「別離」「AKIRA」「イヴの時間」。

※16日から17日朝まで、下書き(推敲前)の状態で公開されていました。
推敲前はネタバレもしくは誤解を招くような表現もあり、前述の期間中閲覧してくださった方に謝罪いたします。大変失礼しました。

『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
(2012/04/16)
ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス 他

商品詳細を見る
原作は小学生の時に図書室で読んでいました。同じような人多いんじゃないかな?
素晴らしい原作漫画を、スピルバーグ、ピーター・ジャクソン、エドガー・ライトといった豪華すぎる&個人的にツボすぎるメンツが映画化!ということで、劇場には行けずじまいだったものの、かなり期待して鑑賞しました。
アドベンチャー大作としてはやや長めの2時間近く、最後まで飽きずに観通すことができたし、映像は本当に素晴らしかったのですが・・・結果としては、微妙。
なんでだろう、自分でも面白くなかった理由が正直良く解らないのだけど、イマイチ盛り上がらずに不完全燃焼のまま最後まで行ってしまった感じで、感動とか興奮とか余韻とか、そういったものが総じて淡白な印象だった。
でも、話の運びや映像には目を見張るものがあったので、続編には期待しています。


『インモータルズ-神々の戦い-』

インモータルズ -神々の戦い- (デジタルコピー付) [Blu-ray]インモータルズ -神々の戦い- (デジタルコピー付) [Blu-ray]
(2012/04/13)
ヘンリー・カヴィル、ミッキー・ローク 他

商品詳細を見る
ギリシャ神話のティタノマキアをモチーフに、テセウスやらミノタウロスやらのエピソードをアレンジして混ぜたアクション大作。
ターセム監督がアクションを撮ったと聞いて期待半分不安半分、評判の方はそこそこ・・・
正直「時間潰しにしかならない中途半端に面白いハリウッド大作」のニオイ(どんなニオイだ)がプンプンしてあまり観る気になれなかったのですが、『ザ・セル』も『落下の王国』もどちらも大好きなので、一縷の望みをかけて鑑賞。
結果としてはやっぱり微妙・・・『タンタン』と同じく、どこがどうダメだったとかは指摘しづらいのですが、なんだろう、別に物語の細かい突っ込みどころとかはどうでもいいのですが、結局何が言いたいのかもしくは観客に何を観せたいのかが個人的によく解らなかったからかな。
でも、ターセム監督ならではの美しいビジュアルや、映像と画作りは相変わらずタイヘン素晴らしく、心配していたアクションの方にもぎこちなさはなく、それどころか迫力があって、あー、新作が楽しみだなー・・・
と、思っていたら、新作はコメディタッチの『白雪姫』の実写版だそうで・・・まぁ面白そうではあるけど、ぶっちゃけシャーリーズ・セロンのこっちの方が気になるかも。しかし、クリスティン・スチュワートって、綺麗だし好みだけど、白雪姫って感じはしないな。


『マネーボール』
マネーボール プレミアムエディション (初回生産限定) [Blu-ray]マネーボール プレミアムエディション (初回生産限定) [Blu-ray]
(2012/03/21)
ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル 他

商品詳細を見る
いや、これは素晴らしかった!世界中で数々の賞を受賞したのも納得の、一級のドラマ。
貧乏球団に身を置きながら野球界に革命を起こしたビリー・ビーンという実在のジェネラル・マネージャーをブラッド・ピットが演じてます(原作はノンフィクション書籍で、彼はプロデュースも兼ねてる)。
ブラピの、俳優として・プロデューサーとしての実力の高さを堪能できる作品で、野球にこれっぽちも興味のない自分でも2時間半楽しめた。野球の話ではあるのだけど、革命を起こそうとした一人の男のドラマとして普遍的な物語に昇華されているため、万人が鑑賞する価値のある作品に仕上がっている。
昨年の傑作『ソーシャルネットワーク』で脚本を務めたアーロン・ソーキンが脚本を共同で担当しているだけあって、言葉の応酬と会話劇がかなり面白い。
それと、なんであの役にフィリップ・シーモア・ホフマンが?と思ったら、この監督、『カポーティ』撮った人なんですね。


『ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル』

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル ブルーレイ+DVDセット(デジタル・コピー付) [Blu-ray]ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル ブルーレイ+DVDセット(デジタル・コピー付) [Blu-ray]
(2012/04/27)
トム・クルーズ、ジェレミー・レナー 他

商品詳細を見る

シリーズ最高傑作と評判ですが、本当に最高傑作でした!
いや、自分はなぜか1作目だけ観ていないので、断言するのは躊躇われますが(^^ゞ この面白さはただ事じゃない!
ていうかね、キャスト(チームメンバー)からしてね、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン、ジェレミー・レナーとかね・・・管理人のために集めたのかというくらいヤバすぎるキャストなわけですよ。個人的な好みを抜きにしても、ルックスも演技力も一流のこの布陣。
いつもながらのトム様スタント無しのアクションはもちろん、ストーリーも良い。世界的な危機を持たすスケールのミッションに立ち向かわねばならないのにも関わらず、組織からの孤立を余儀なくされるチーム。仇討や過去のわだかまりを絡ませてキャラクターを立たせ、それをしっかりと物語に組み込んで盛り上げる脚本の上手さ。ところどころ挟まれる小気味よいユーモア。
2時間超、あっという間。年に1・2本このレベルのハリウッドアクション大作が観れるなら自分は満足です。
というか、ずっともうこのメンバーでいいんじゃないかな。変わるだろうけど。


『別離』
20120416_2612179.jpg
2009年のベルリン国際映画祭で監督賞を受賞した秀作『彼女が消えた浜辺』のアスガー・ファルハディ監督が贈る、極上のミステリードラマ。
以前、ウチのブログでも取り上げてます
公式サイトのこちらを見ていただければ分かるように、昨年に公開された映画の中で最大の賛辞を集めた作品です。さらにこちらを読むに、錚々たる映画人からも熱烈な称賛を受けているのも分かります。
「どこの誰がどう思ったのかとか御託はいいからさっさと内容について書けよ」って感じですが、この映画、ネタバレに気を使うと非常に書きにくいんです。どこまで書けばネタバレなのかそうでないのか、観ていない人にどこまで説明していいものか解らない。公式サイトの予告編すら危うい。
作風や路線に関して言えば『彼女が消えた浜辺』の延長線。ある事件をきっかけに、誰しもが抱えている小さな秘密・・・人間関係を円滑に回すための些細な嘘や欺瞞が浮き彫りになり、それが疑惑の連鎖を呼び、物事がどんどん悪い方へ悪い方へとスパイラルし、もはや誰かや何かの犠牲なしには収拾がつかなくなってしまう、ボタンの掛け違い的な悲劇やサスペンスを描いています。
前作も素晴らしかったですが、今作はそれすらも凌ぐ圧倒的な完成度で、正真正銘の傑作。観客は上映中全く目が離せない。「人間ドラマ」という枠組みに収めることすら躊躇ってしまうような鋭さをもっている、恐るべき作品です。緻密な伏線を堪能できる極上のミステリとしても唸らせます。
もう一度観に行って、ちゃんとした記事を書く予定ではいますが、少しでも興味を持たれた方は・・・というか映画好きの方は全ての情報をシャットアウトして迷わず劇場へ行ってください。


『AKIRA』
AKIRA DVD SPECIAL EDITIONAKIRA DVD SPECIAL EDITION
(2001/10/25)
岩田光央、佐々木望 他

商品詳細を見る

大友克洋さんが作り上げた、ジャパニメーション代表格の一角にしてサイバーパンクアニメの金字塔。今更観ましたが、めちゃくちゃ面白かった!
画面の隅々まで描き込まれたビジュアルが構築し織り成す世界観、世界中の民族楽器に果てはお経まで混じるプログレチックなごちゃ混ぜ音楽(鉄雄とカオリが襲われる時の音楽『サスペリア』っぽい)。
画面を追うだけで作品世界に呑み込まれる体験。とにかく圧倒された。
ストーリーに関しては、原作漫画を再構築したゆえの弊害なのか、自分が頭の悪いことを差し引いても、解りにくかったり説明不足だったりの箇所もあるし、ヒロイン(だよね?)のはずのケイの描写がやけに薄いとか、カオリがあまりに可哀想だとか不満点もあるけれど、そんなものは重箱の隅つつきでしかない。
あと、鑑賞中に何度か、様々なシーンや構図に関して、曖昧な既視感、もしくは明確に他作品(映画・アニメ問わず)との類似を感じたことがあった。後世に大きな影響を与えた証なのでしょう。
『ナウシカ』よろしく、映画版だけじゃとても掴みきれないようなスケールを感じたので、漫画の方も読む予定。


『イヴの時間』

「イヴの時間 劇場版」 [Blu-ray]「イヴの時間 劇場版」 [Blu-ray]
(2010/07/28)
佐藤利奈、福山潤 他

商品詳細を見る

吉浦康裕監督の新作『サカサマのパテマ』の世界観がツボすぎたため、彼の過去作で以前から気になっていたこの作品をチェック。
今作および『サカサマのパテマ』に興味を持つようになったきっかけは、リンクさせていただいている「P.O.S Ⅱ」じたさんのブログなのですが、こちらでも書かれているとおり、設定やテーマはもろにフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』。ただこれもまたじたさんの指摘してらっしゃる通り、今作は基本的にテーマやストーリー押しではなく、世界観やキャラクターを楽しむ作品になっています。
SF的なテーマや設定・要素が前面に出るのではなく、それらは、キャラクターのエピソードや内面を引き出し深みを与える、ガジェットとしての役割が強いように感じました。
この点、物足りない方もいるかもしれませんが、だからこそ観ていて温かみや静寂を感じられて、居心地が良いんですよね。劇中の「イヴの時間」を観る側に体感させた時点で作品の勝ちです。
それに「人間と人間ならざるものを、どういった境界線や線引きで判別すればよいのか」といったディック的なテーマは、今やSFの王道といっても過言ではないと思うので、マイナスポイントだと捉える人はそんなにいないでしょう。
とはいえ、冷戦時代に描かれたディックのディストピア作品とは当然ながら毛色が違うけれども、今作にも、作品が終わった後に残る問いかけはある。エピローグおよび、エンディングでセピア色のコマ絵で描かれる、希望と絶望が入り混じる作品世界。
未来は不透明で、希望に溢れたいまも、いつかは災厄に飲み込まれ亡びてしまうのかもしれない。
そもそも人間とアンドロイドにとって、共生とは希望なのか、それとも不安や恐怖からくる諦念なのか。
どんな言葉で飾っても、両者が誠実な行動で筋を通しても、人間とアンドロイド同士の友情や愛情は歪なものなのかもしれない。
けど、生まれた絆を消すことは誰にもできない。
テックスのエピソードでボロ泣きしながらそんなことを思いました。
くそう、マサキなんて最初はアウト・オブ・眼中のキャラだったのに、まさか泣かされるとは・・・
続編は楽しみなような、不安なような。どちらにしろ観に行きますが。
それより何よりまずは『サカサマのパテマ』ですね。あ、その前に『ペイル・コクーン』。
関連記事
レビュー

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

クロサキ

Author:クロサキ
クロサキといいます。以前はmorganeと名乗っておりました。
なんてこたーない自堕落な日常を綴っています。
どうぞお気軽に閲覧、コメントなど。

Relief with water
Amazonでのマイストア。ご来店お待ちしております。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
レビュー
月別アーカイブ
FC2カウンター
つぶやき
リンク
検索フォーム
Amazon検索
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。