今日の一曲 60

『be happy?』

Be HappyBe Happy
(2001/01/24)
愛内里菜

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超久々の今日の一曲は、愛内里菜さんのファーストアルバムからのタイトルチューン(の一対)。 アルバム自体かなり良い出来です。
まぁ、トランス系をあんまり聴かない自分からすると、大野愛果さんの美しいメロディーと九龍さんのアレンジとの組み合わせが若干「珍」に思えるところもあるのですが(笑)

当時はそこまで気に留めてはいなかったけれど、愛内さんはなかなか良い詞を書く。
タイトルチューンにしてオープニングであるこの曲はその筆頭でしょう。

僕らは庇い合うように見えて
誰もが誰かの先を急ごうとするんだ
人は一人きりじゃ生きられないと言いながらも
二人で分かち合うことさえ十分に出来はしないのに why do you we want to be happy


と、人間の業の深さ、ひいては資本主義社会において浮かび上がる負の面・・・他者との競争で剥き出しになる、個人や社会の醜さと愚かさを、的確に描き出している。
レトリックを駆使した巧みで詩的な文章ではないけれども、こういうシニカルで且つストレートな表現は、実は描くのが難しい。

それにしても、20歳でこんな詞を書いてしまうなんて・・・やっぱ芸能界って厳しいんだろうなー。
でも、愛内さんの素晴らしい点は、シニカルな目線を持ちつつも、きちんと、真摯に前を見つめていること。

この曲も

僕は僕のままで走り続けてもいいよね
生まれてきた意味を探すため Let′s lean to be happy…?


という言葉で締められる。

普通・・・というかこの年代の人が陥りがちな、いわゆる中二病的な思考(物事に対して変にシニカルで、やたらにペシミスティックな姿勢)にはなっていない。
やはり若い頃から「プロ」として仕事してる人は、成熟するのも早いんでしょう。
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管理人のロジャー・ディーンなアイコンとは一線を画すモダンデザイン。 冷静な突っ込みを入れるが所詮は同一人物なので、その知的レベルもお里が知れているという悲しい存在。
しかし、時折管理人とは真逆の考えを言うこともあるので油断は禁物である。

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