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レビュー

お嬢さん


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ものすごく期待していて、実際ものすごく良かったんだけれど、まさかこんなにも熱い涙を流してしまうことになるとは思わなんだ。

以下、ネタバレしています。
今作、ミステリーとしてもよくできているので未視聴の方は興を削がれてしまう可能性大です。ご注意ください。
とりあえず、予告編だけでも見て損はないです。そんで、すこしでも面白そうだと思ったらすぐに観ましょう。後悔はさせません。






あらすじ:
1930年代、日本統治下の韓国。スラム街で詐欺グループに育てられた少女スッキは、藤原伯爵と呼ばれる詐欺師から、ある計画を持ちかけられる。それは、莫大な財産の相続権を持つ令嬢・秀子を誘惑して結婚した後、精神病院に入れて財産を奪い取ろうというものだった。計画に加担することにしたスッキは、人里離れた土地に建つ屋敷で、日本文化に傾倒した支配的な叔父の上月と暮らす秀子のもとで、珠子という名のメイドとして働きはじめる。しかし、献身的なスッキに秀子が少しずつ心を開くようになり、スッキもまた、だます相手のはずの秀子に心惹かれていき……。(映画.comより)

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レビュー ★★★★☆

言の葉の庭


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新海誠監督の新作「君の名は。」の評判があまりにも良いので、見に行く前に予習をしようと、過去作を次々観ています。

「ほしのこえ」→「彼女と彼女の猫」→「雲のむこう、約束の場所」→「秒速5センチメートル」→「言の葉の庭」という感じですね。

「おいおい、『星を追う子ども』が抜けてんぞ」というお声が聞こえてきそうですが、こちらに関しては劇場公開時に2回観ており、ブルーレイも購入しているという個人的に馴染み深い作品なので、観る前の予習はいいかな~……と思いスルーしてます。

ちなみに「秒速」に関しては2度目の鑑賞です。初めて見た新海作品がコレでした。
そのときの印象としては正直「この監督、苦手かも」と言う感じでして……
たしかに背景はスゴかったし、あの結末には心を抉られたけれども、饒舌かつ自己陶酔的なモノローグが鼻につき「この監督、もしかして」と思い調べてみたらやはりハルキスト……「ノルウェイの森」を読み終わるやいなや「才能はあるけど苦手!」という烙印を村上春樹に押したように、新海誠にも同じことをしたわけです。

とはいえ前述のとおり、「星を追う子ども」にはガッツリハマってしまったわけですけども……でもこの作品に関しては、王道ジュブナイルファンタジー×孤独を抱えた少年少女の喪失と再生の物語。という、個人的に凄まじくツボな部分を刺激されたからであって、いち映画作品として見ると、丁寧に作られている反面、モロにジブリっぽい美術や描写がノイズになっていることも否めなかった。
まあつまり、個人的には大好きなんだけど、人にはオススメしづらい作品だったし、フィルモグラフィの中でも異色作だと思っていたので、監督に対する苦手意識が払拭されるまでには至らなかったわけです。

いつものことながら前置きが長くて申し訳ないです。
本題の「言の葉の庭」、もう結論から言っちゃいますね。

参った。泣いた。

あんな人やこんな人の絶賛を聞きつつも正直なところ半信半疑だった「君の名は」に対しての期待値が今作でハネ上がりました。こりゃー傑作だわ。

新海監督といえばまず、ノスタルジーを刺激する自然描写――背景の美しさが長所として挙げられると思います。
毎回あらゆる風景やガジェットに力が入っていますが、特に、「空」の色使いと「光」の表現は、監督の個性と言ってよい、代替不可能な魅力でしょう。
それらはただ美しいだけでなく、登場人物の心理を代弁するという情景描写にもなっていて、アニメーションとして、映画として、実にまっとうな表現方法をとっているところも素晴らしい。

……しかし、実はこの、誰もが認めざるを得ないだろう美点すらも、個人的にはちょっとモノ申したいところがあって……

ものすごく力を入れて作り上げているのはわかる。
でも「ほしのこえ」のような短編でならともかく「雲のむこう~」のような長編や、「秒速」のような中編(連作短編)のときでさえも、ほぼ全シーンにそういった美麗な背景で来られると、お腹いっぱいになっちゃうわけですよ。
フレアの描き方&使い方とか、J・J・エイブラムスも真っ青だよ!
しかもそこにお馴染みの、悲観的かつ自己陶酔的なモノローグが被さってきて……映像で十分表現できているにもかかわらずそんなことをされると、肉中心(レバー込み)の重いフルコースを食べさせられたうえにデザートはビッグパフェを出されたような気持ちになっちゃう。
何を言っているのかだんだんわからなくなっているのでまとめると、要は映画の語り口として過剰だったんです。
観ている最中「ハイハイわかった。わかったよ」と何度思ったことか……

しかし、今作「言の葉の庭」は違う!
映像の美しさはそのままに……いやむしろ表現力はパワーアップしているんだけども、全編を通して、それらがほどよく抑制されているんです。
そして、それにより、これまでの新海作品に(ありそうで)無かった「静謐さ」が生まれている。

これは、コンセプトとして必然的に雨(曇天)のシチュエーションが多いということもあるでしょうが、自分は風景のバリエーション(表現の引き出し)が増えたという印象を持ちました。
これまでの「空」と「光」の表現に加えて、今回は「木々(緑)」と「水(雨)」の表現も絶品。
オープニングシークエンスでの水とその音使いは、タルコフスキーを思い浮かべてしまうほどのクオリティで、ひとすらうっとり。
そして、抑制されているからこそ、全体の緩急が保たれ、シーンごとのバランス&対比となり、ついに「ここぞ!」という時に必殺の表現が映し出されるときには、破壊力増しましでこちらの心を刺激してくるのです。

それと新海作品て、自然など有機的なモノに力を入れながらも、陰影はモロにデジタルっぽいですよね。
だからか、どこか無機質な部分が混在していて不思議な味わいになっている反面、個人的には浸りきれない部分もあったのですが、今作ではそれも物語上の対比として機能しているように感じられて気になりませんでした。

抑制されているのは映像(絵)だけでなく、モノローグもそうでしたね。これも個人的には大変うれしかった。
編集のテンポも良く、過去作と比べて(舞台立ての地味さにも関わらず)格段に見やすい仕上がりになっている。伏線の張り方も自然で上手い。

ただ……これは本当に無い物ねだりなのですが、これまでの作品とは一線を画す静謐さと映像美を持ち合わせている作品だけに、もうちょっとじっくり見せてほしいシーンがあったのも事実。
それこそ前述のオープニングシークエンスのひとつひとつとか……そりゃタルコフスキーみたいに、水が流れるだけのシーンを一分間映せとは言わないけどさw

ともかくそんな感じで、良い意味で変化(個人的には進化と呼びたい)している今作ですが、監督の作家性――これまでのテーマは踏襲されていると思います。

※以下、終盤の展開に触れています! レビュー

水谷優子さん 追悼

四日まえの5月17日に、声優の水谷優子さんが亡くなったとのことで、遅ればせながらではありますが、謹んで哀悼の意を表します。

自分は特別ファンというわけではなかったのですが、90年代から2000年代前半にかけて幼少期から思春期を過ごし、その年代のアニメに特に親しんでいた身にとって、水谷さんのお声はいつも傍にある馴染み深いものでした。

私自身がアニメをあまり見なくなった近年に至るまで――水谷さんがデビューしてから30年間もの間、第一線の役者として活躍されていたことに、心から敬意を表します。

水谷さんのデビュー作である「Zガンダム」のサラ・ザビアロフは、ニュータイプとしての優れた資質を持ちつつも、ティターンズのカリスマ、パプテマス・シロッコを若さゆえ盲信している少女なのですが、物語が進むにつれ、敵方であるはずの主人公カミーユやカツに優しさを見出してしまい、苛烈な戦場のなか揺れ動き葛藤します。
少女ゆえの不安定な精神とアンビバレントな感情を抱えたこのキャラクターを、水谷さんは当時21歳にもかかわらず、完璧に表現し演じきっていました。

素晴らしい役者の早すぎる死に悲しみは隠せませんが、今はせめて、ご冥福をお祈りいたします。
レビュー

グッドナイト・マミー


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質の高いホラー映画が観れて満足!!

と、言いたいんだけど……
レビュー

最近のあれこれ


雑記ですが、なんと今月3回目の更新ですよ!(そんなんでハシャぐな)

とはいえ、最近頭を支配しているのはもちろん、


これだけでも泣いてしまう……
大きなお友達向けにレイトショーもやってくれー!

ちなみに次のリメイクの個人的第一希望は「パラレル西遊記」です!
こちらも「日本誕生」と同じく、終盤までは最高に面白いのにクライマックスが弱い(牛魔王戦でのドラミの登場が唐突)という不満があるので……あのトラウマ必至のホラー演出の数々や前半のゲーム空間がどうなるのかも気になります。

「のび太、宿題は済んだの……?」
ギシッ……、ギシッ……
「だったらお使いに行ってちょうだい。返事しなさい! 」
ギシッ……、ギシ……ッ
「のびちゃん、のび太……!」


ガクガクガクガク (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 
ママの足だけしか映さないのも怖くて……


最近読書もノッてきてます。いま読んでいる本はまだ途中なんですが、これがめっちゃくちゃ面白くて

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タイトルのとおり小説「フランケンシュタイン」を題材にした批評理論への入門書。
各所からの評判は聞いていましたが、管理人のようなバカでもスラスラ読めるくらい分かりやすくて、それでいて濃密。

巷では「批評(評論家)なんかいらない」「作品をどう見ようと俺の勝手・個人の自由」という言説がチラホラと飛び交うことがあります。
それは確かに一理あると思うんだけど、自分の「感想」だけに閉じこもることは自分の限界に留まることでもあるわけで……そもそも「作品(表現)を鑑賞する」という行為自体、「他人から何かを受け取る」ということでもあるんだから、ちょっと矛盾も感じてたんですよね。
その辺の疑問に対する答えも、本書で「まえがき」にて触れられていて、かなりスッキリしました。

「具体的な作品を抜きにして理論について語ることは空しい」けれど、だからといって「テクストを取り囲んでいる世界を遮断し、ひたすら作品の内側だけを眺めているのは狭い読み方」だし、「たんに印象や直観のみに頼って作品を解釈するのは貧しい」けれど、「『読む』ということの土台として、読者の印象や直観が大切であることに変わりはない」はず。
作品と向き合い理解しようとする努力を理論を持って培えば、作品から受ける印象も鮮やかになり、自身の直観の鋭さも磨かれていく。

書店で見かけた際には、この「まえがき」を読むだけでも色々と得るものが大きいと思う。
まあ「入門書」のまえがきですから、承知の方には「なにをいまさら」という基礎的なことなんだとは思いますが。

批評本といえばですね、ワタクシこの本↓を読むために、

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ヒッチコックとトリュフォーを最近見始めています。
ヒッチコックは既に何本か観ているんですが、先日「サイコ」を見返して「裏窓」も観まして……やはり最高でしたねぇ。
トリュフォーに関しては未見だったので、長編をキャリア順に観ています。「大人は判ってくれない」は確かにスゴかったけど、昨日観た2作目の「ピアニストを撃て!」はヘンな映画だった。パロディ元のアメリカのギャング映画を観てないせいかな。面白かったけど、長尺だったら少しキツかったかも。

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魅力的な女性が多数登場しますが、やはりレナ(マリー・デュボワ)に惚れざるを得ない。
「サイコ」のジャネット・リーや「裏窓」のグレース・ケリーもそうですが、芯が強く、行動的な女性は大好きです。
このシーンは音楽を含めて素晴らしかった。

あと最近漫画を、それも少年漫画をあまり読めてないんですが、「火ノ丸相撲」と「MAJOR 2nd」はかなり面白いと思う。

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大吾がいじらしくて可愛いです。猪突猛進だったおとさん(吾郎)とはまた違った魅力があり、たいへん良い主人公なんじゃないでしょうか。相棒である光とのケミストリーもいい感じで、これから先の成長と物語が楽しみです。
でも、相棒との絡みがホモにしか見えないのはおとさんといっしょだね!
それと清水が若すぎて吹いたw でもさー、人妻でしょ? 個人的にはもうちょっと歳相応なほうが(以下自粛)

そういえば「偉大な父を誇りに思っているし、環境にも恵まれているけど、自分が本当にやりたいことにはもどかしい思いを抱いている二世」って、「クリード」のアドニスにも通じるものがありますよね。父親の親友に指導を受けるところも。
ただ……まあ大丈夫だとは思うけど、覚醒展開だけはやめてね。 レビュー
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プロフィール

クロサキ

Author:クロサキ
クロサキといいます。以前はmorganeと名乗っておりました。
なんてこたーない自堕落な日常を綴っています。
どうぞお気軽に閲覧、コメントなど。

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