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水谷優子さん 追悼

四日まえの5月17日に、声優の水谷優子さんが亡くなったとのことで、遅ればせながらではありますが、謹んで哀悼の意を表します。

自分は特別ファンというわけではなかったのですが、90年代から2000年代前半にかけて幼少期から思春期を過ごし、その年代のアニメに特に親しんでいた身にとって、水谷さんのお声はいつも傍にある馴染み深いものでした。

私自身がアニメをあまり見なくなった近年に至るまで――水谷さんがデビューしてから30年間もの間、第一線の役者として活躍されていたことに、心から敬意を表します。

水谷さんのデビュー作である「Zガンダム」のサラ・ザビアロフは、ニュータイプとしての優れた資質を持ちつつも、ティターンズのカリスマ、パプテマス・シロッコを若さゆえ盲信している少女なのですが、物語が進むにつれ、敵方であるはずの主人公カミーユやカツに優しさを見出してしまい、苛烈な戦場のなか揺れ動き葛藤します。
少女ゆえの不安定な精神とアンビバレントな感情を抱えたこのキャラクターを、水谷さんは当時21歳にもかかわらず、完璧に表現し演じきっていました。

素晴らしい役者の早すぎる死に悲しみは隠せませんが、今はせめて、ご冥福をお祈りいたします。
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最近のあれこれ


雑記ですが、なんと今月3回目の更新ですよ!(そんなんでハシャぐな)

とはいえ、最近頭を支配しているのはもちろん、


これだけでも泣いてしまう……
大きなお友達向けにレイトショーもやってくれー!

ちなみに次のリメイクの個人的第一希望は「パラレル西遊記」です!
こちらも「日本誕生」と同じく、終盤までは最高に面白いのにクライマックスが弱い(牛魔王戦でのドラミの登場が唐突)という不満があるので……あのトラウマ必至のホラー演出の数々や前半のゲーム空間がどうなるのかも気になります。

「のび太、宿題は済んだの……?」
ギシッ……、ギシッ……
「だったらお使いに行ってちょうだい。返事しなさい! 」
ギシッ……、ギシ……ッ
「のびちゃん、のび太……!」


ガクガクガクガク (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 
ママの足だけしか映さないのも怖くて……


最近読書もノッてきてます。いま読んでいる本はまだ途中なんですが、これがめっちゃくちゃ面白くて

hihyo.jpg

タイトルのとおり小説「フランケンシュタイン」を題材にした批評理論への入門書。
各所からの評判は聞いていましたが、管理人のようなバカでもスラスラ読めるくらい分かりやすくて、それでいて濃密。

巷では「批評(評論家)なんかいらない」「作品をどう見ようと俺の勝手・個人の自由」という言説がチラホラと飛び交うことがあります。
それは確かに一理あると思うんだけど、自分の「感想」だけに閉じこもることは自分の限界に留まることでもあるわけで……そもそも「作品(表現)を鑑賞する」という行為自体、「他人から何かを受け取る」ということでもあるんだから、ちょっと矛盾も感じてたんですよね。
その辺の疑問に対する答えも、本書で「まえがき」にて触れられていて、かなりスッキリしました。

「具体的な作品を抜きにして理論について語ることは空しい」けれど、だからといって「テクストを取り囲んでいる世界を遮断し、ひたすら作品の内側だけを眺めているのは狭い読み方」だし、「たんに印象や直観のみに頼って作品を解釈するのは貧しい」けれど、「『読む』ということの土台として、読者の印象や直観が大切であることに変わりはない」はず。
作品と向き合い理解しようとする努力を理論を持って培えば、作品から受ける印象も鮮やかになり、自身の直観の鋭さも磨かれていく。

書店で見かけた際には、この「まえがき」を読むだけでも色々と得るものが大きいと思う。
まあ「入門書」のまえがきですから、承知の方には「なにをいまさら」という基礎的なことなんだとは思いますが。

批評本といえばですね、ワタクシこの本↓を読むために、

4109C2CJY6L.jpg

ヒッチコックとトリュフォーを最近見始めています。
ヒッチコックは既に何本か観ているんですが、先日「サイコ」を見返して「裏窓」も観まして……やはり最高でしたねぇ。
トリュフォーに関しては未見だったので、長編をキャリア順に観ています。「大人は判ってくれない」は確かにスゴかったけど、昨日観た2作目の「ピアニストを撃て!」はヘンな映画だった。パロディ元のアメリカのギャング映画を観てないせいかな。面白かったけど、長尺だったら少しキツかったかも。

index.jpg

魅力的な女性が多数登場しますが、やはりレナ(マリー・デュボワ)に惚れざるを得ない。
「サイコ」のジャネット・リーや「裏窓」のグレース・ケリーもそうですが、芯が強く、行動的な女性は大好きです。
このシーンは音楽を含めて素晴らしかった。

あと最近漫画を、それも少年漫画をあまり読めてないんですが、「火ノ丸相撲」と「MAJOR 2nd」はかなり面白いと思う。

45.jpg

大吾がいじらしくて可愛いです。猪突猛進だったおとさん(吾郎)とはまた違った魅力があり、たいへん良い主人公なんじゃないでしょうか。相棒である光とのケミストリーもいい感じで、これから先の成長と物語が楽しみです。
でも、相棒との絡みがホモにしか見えないのはおとさんといっしょだね!
それと清水が若すぎて吹いたw でもさー、人妻でしょ? 個人的にはもうちょっと歳相応なほうが(以下自粛)

そういえば「偉大な父を誇りに思っているし、環境にも恵まれているけど、自分が本当にやりたいことにはもどかしい思いを抱いている二世」って、「クリード」のアドニスにも通じるものがありますよね。父親の親友に指導を受けるところも。
ただ……まあ大丈夫だとは思うけど、覚醒展開だけはやめてね。

神様ゲーム

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悪魔(作者)の高笑いが聞こえましたよ

取り急ぎの『マッドマックス』と『ヒックとドラゴン2』

またも映画のハナシでごめんなさい。

公開日に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を、そして今更というか一足先にというか、とにかくついに『ヒックとドラゴン2』を観ました。

いやもう『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はひたすらに狂っててとにかく最高で、いまや伝説となっている旧3部作をまとめてブッ飛ばしてしまうような歴史的な大傑作でありまして、正直なところ近日(同年)公開のシリーズもののエンタメ大作『アベンジャーズ』『ジュラシックワールド』『ターミネーター』『スター・ウォーズ』がどうでも良くなってしまうぐらいの凄まじい映画でした。
(いや、それぞれかなり楽しみにはしているんだけどね。でも今回の『マッドマックス』を抜けるとは正直思えない)
もう本当に最高。絶対に映画館で体験してください。最高。

そして、話題作の渦巻く今年のラインナップの中でも個人的には本命であった『ヒックとドラゴン2』ですが……良い意味でも悪い意味でも予想を裏切ってくれた難物でした。
こうくるか!というか、ここまでするのかドリームワークス!というか……
詳しくは近日中に詳しい感想を上げたいと思っていますが、今のところは心の整理が追いついていません。
1作目のラストもショッキングだったけど、今回は今回でまさかあんなことになってしまうとは……

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

imitation game
             
時として誰も想像しないような人物が、想像できない偉業を成し遂げる

劇中、前向きに語られる、ある人の発したこの言葉。
平易な言葉ですが、人は何を持ってヒトを「誰も想像しないような人物」と見るのか――映画を見終わったあとに思い返すと、身に迫って突きつけられます。

この『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は、実話をもとにしたサスペンタッチの伝記ドラマ。
第二次大戦中のイギリス、解読不可能と言われたナチス・ドイツのローター式暗号機「エニグマ」へと取り組み、解読へと至った天才数学者アラン・チューリングの半生を描いています。
アカデミー賞では作品賞含む8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞。
米国最大の映画批評サイトRotten Tomatoesでは批評家・観客ともに90%もの支持で、超高評価を獲得。
興行面でも、全国での収益は制作費に比して20倍以上の業績を打ち立て、2014年に公開されたインディペンデント映画では最大のヒットとなっています。

完全に私事でアレなのですが、最近は金銭面での問題から映画館での鑑賞を控えておりまして……いま日本ではアカデミー賞関連作が続々公開されているため、毎日歯がゆい思いで過ごしています。
ただ今作に関しては、世間的な評判に加えて、いつも信頼している批評家・ブロガーの方々からの評価もかなりのものだった――それも、それぞれに嗜好がバラバラな方たちが一致して高評価していた――ので、コレばっかりは劇場へ出向くべきだと思った次第です。

結果としては、予想通り(期待通り)の傑作クオリティだったというだけでなく、個人的にもとても大事な……ものすごく愛おしい作品となってしまいました。
今年暫定ベスト1……というより、オールタイムベスト級。

以下、内容に触れています。
本作は実話を基にした映画ですが、エンターテインメントとしても素晴らしいので、前情報なしに観ることをオススメします。
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プロフィール

クロサキ

Author:クロサキ
クロサキといいます。以前はmorganeと名乗っておりました。
なんてこたーない自堕落な日常を綴っています。
どうぞお気軽に閲覧、コメントなど。

鑑賞メーターや読書メーターもやっています。

Relief with water
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